抵抗制御

曇天を突き破れ

僕達はよだかの星にはなれない

なあ、よだかさんよ
あんたは、星になれたからよかったかもしれないが
僕たちは残念ながら星になんてなれないんだ
どんなに辛くても、ここでしか生きていけないんだ
だから、空から見ててくれよ
この理不尽な世界でも、あんたのような奴らが
生き延びられるって証明してみせるからさ

なあ、よだかさんよ
あんたは、星になれて幸せかい?
僕にはどうも幸せだとは思えないんだよ
だって、星になったらもう誰とも心を通わせられないだろ
僕は、そんな寂しいのは嫌だ
異質だ、変わり者だって罵られるのも辛いけど
誰かと理解し合って生きていきたいんだ

さぁ、朝が来た。青々とした新しい朝だ。
僕はとりあえず行くよ。
夜になったら、今日のこと、また報告する。

それじゃ、それまで。

 

この一文を、死んだ過去に捧ぐ。